＜はじめに＞
家庭で、社会で、SNSで、人と関わり合いながら生きることが当たり前の世界で、私たちが私たち自身に向き合い、愛することに集中できる瞬間はあるだろうか？
それなりに幸せに生きているはずなのだけれど、何か、大切なことを忘れているような気がするときがある。
誰かと居るのも楽しいけれど、少しだけ私は、私について考えたい。
女の子、女性、彼女、妻、母……女として誰かに必要とされる時もあるけれど、すこしだけ、私は「女」よりもただの「人間」に戻りたい。
願わくば、ひとりぼっちで生まれてきたわたしたちが、ひとりぼっち同士に戻って、対等な友と話したい。
わたしは、わたしのことを、愛することができるだろうか？
このイベントでは、CINRA.NETとVOLVOが運営する北欧カルチャーマガジン「Fika」で性について考えるコラムを連載中の戸田真琴(セクシー女優/エッセイスト/映画監督)とともに、この時代・この世界に女として生きるわたしたちが、自分自身を愛する方法を探していきます。
前半では、2019年に制作された戸田真琴初監督作品である短編オムニバス映画『永遠が通り過ぎていく』の上映、そして戸田自身の生い立ち・人生観の垣間見える本編の内容についてトークします。
対話のお相手には映画製作にも深く携わった、少女写真家の飯田エリカさんをお招きする予定です。
後半では、「Fika」での連載をはじめ戸田自身が執筆や製作のテーマとして繰り返し論じてきた「女性として生きること」についての苦しみや喜び、疑問や希望、フェミニズムの健やかな在り方を探っていくための対話を参加者の皆さんと共に試みたいと思っています。
喜びを共有し、怒りや困惑を分け合い、悲しみを共鳴しあうための、やさしいお茶会のような時間にしたいです。
＜北欧カルチャーマガジン「Fika」とは？＞
「Fika」はCINRA.NETとVOLVOが送る、北欧カルチャーマガジンです。北欧デザインの思想の基盤を「クラフトマンシップ×最先端技術」と捉え、そこに学びながら、これからのカルチャーやライフスタイルにまつわるコンテンツをお届けします。
/https://fika.cinra.net
＜プロフィール＞
戸田真琴
2016年にSODクリエイトからデビュー。その後、趣味の映画鑑賞をベースにコラム等を執筆、現在はTV Bros.で『肯定のフィロソフィー』を連載中。ミスiD2018、スカパーアダルト放送大賞2019女優賞を受賞。愛称はまこりん。初のエッセイ『あなたの孤独は美しい』を2019年12月に発売。
https://www.instagram.com/toda_makoto/
飯田エリカ
1991年東京都出身。2013年少女写真家として活動をはじめる。
自らの少女時代の記憶をもとに今だからこそ写せる少女、女の子を撮影した”少女写真”という表現を追い求め作品を制作。女の子たちのための写真活動を志している。19年から女の子を撮る女の子のコミュニティー『またたく女の子たち』を主催している。
www.iidaerika.com
＜注意事項＞
・本イベントはやむを得ず、諸事情・安全上の理由から、中止・変更する場合がございます。
中止・変更の場合は、イベント運営事務局よりメールにてご連絡させていただきます。
・イベント当日の様子を撮影し、北欧カルチャーマガジン「Fika」での記事、およびCINRA.NETの公式SNSアカウントにて発信させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
＜新型コロナウイルスおよびインフルエンザ等の感染拡大予防対策のご協力のお願い＞
（１）ご入場に関して
体調がすぐれない場合は、下記を目安としてご無理のないご判断をお願いいたします。
A）風邪のような症状がある方
B）37.5度以上の発熱がある方、および発熱が数日間続いている方
C）だるさ（倦怠感）や息苦しさ（呼吸困難）がある方
体調に不安がなくとも、ご高齢者・基礎疾患（糖尿病・心不全・呼吸器疾患等）をお持ち
の方、妊娠中の方、未就学児童をお連れの方は関係機関の情報を参考にしていただき、慎重なご判断をお願いいたします。
（２）マスクの着用にご協力ください。
マスクをお持ちの場合は正しく着用し、口・鼻を確実に覆うようにしてください。
マスクを着用いただけないお客様は、イベントにご参加いただけませんのでご了承ください。
（３）手洗い・うがいなどの予防措置を励行いただきますようお願いいたします。
会場入り口に手指消毒剤を設置しておりますので、ご入場時に手指消毒の実施にご協力をお願いいたします。
また、こまめな手洗い、うがいの実施をお願いいたします。
皆様のご理解・ご協力何卒よろしくお願いいたします。
